テスト結果

昨日撮ったフィルムを田村写真で現像してもらいました。

使用フィルムはTMAX100で、エマルジョンも同一、ひとつのタンクで一緒に現像したので条件も同じです。

ほぼ濃度の揃ったネガができあがりました。

昨日のエントリーを読み返してみると、28Aのファインダー像について書いていますが、二眼レフだから見たままが写るわけじゃないということに気がつきました(汗)

さて28A開放の画像です。

そのままだとネムいし・・・ピンと来ませんね。

そこでコントラストやシャープネスなどをいじって・・・

こんなふうにすると・・・なかなかです・・・が・・・

どうも・・・

「鷹の目」と評されたテッサーも、この時代の西ドイツ製ではイマイチ感が否めません。

実際にプリントしたわけではなく、ネガをスキャンしただけなので結論は出せませんが解像力は低いし、コントラストも二本のネガを比べて見ると明らかに違います。

絞り順に並べてみましょう。




なんとなくですが立体感のない描写だと・・・

もうすこしテストしてみましょう。

次に28Fの結果です。



10年の隔たりを感じます。

28Aは絞りの形状が円形に近いのでボケが素直なのに好感が持てるのですが・・・

性能的にはプラナーの方が圧倒的によさそうです。

自然光で撮っているので光線状態に変化があるから、これだけで判断はできません・・・

が、興味深い結果だとは思います。

スキャナーの設定はデフォルトのままです。

もっと追い込んでいかないとお見せできるレベルにはならないのはわかっているのですが、参考のためこういう形になりました。

それにしてもTMAXの粒状性には驚きました。

4800dpiでスキャンしてピクセル等倍の画像です。

これなら全紙に伸ばしてもいけそうですね。

トーンも滑らかでハイライトもシャドー側も脚が長い感じです。

もっと、ちゃんとした条件でテストしなきゃダメですね(汗)