累進レンズ
昨日はじめて聞いた言葉です。
「芸術写真の精華」を見に行って「しまった」と思ったことがあります。
それはルーペを忘れたことでした。
コロジオンなどで仕上げられたプリントは細部まで見たい。
それに、買って帰った図録の解説も読みたい。
僕のメガネは乱視用で・・・最近は老眼が進んで近くのものが見えにくいんです。
どういうわけかコンピューターで作業するときはメガネを外さないとよく見えない。
これはデジタル化でモニタに向かい合う時間が増え遠視が近視に変わり、その近視が進行した結果だと思います。
長い時間、画像の編集をしているともう見えない・・・
そこで老眼用メガネを作ることに決めました。
上の理由とともに、ある程度買い物をしないと自粛ムードに流されて経済が停滞しちゃうんじゃないかという心配もありました。
もちろん買い占めなんぞはもってのほかですが・・・
さて眼鏡屋さんへ行って相談すると「中近両用」か「近々両用」がいいのではないかと言われたんです。
境目のない遠近料用レンズというのは知っていましたが・・・時代は進化して、さまざまな用途に合わせて、いろんな組み合わせのレンズができるそうです。
こういったレンズを累進レンズと言うそうです。
僕の場合、主な用途はコンピューターと本や資料を読むことなので近々両用を勧められました。
ためしに作ってもらった見本はすこぶる快適で、これに決めました。
ところが・・・
便利なものには欠点もあるんですね。
できればレンズの高さを30ミリ以上にしたいのでフレームが限られるんです。
つまりは流行の細いクールな感じのやつはダメなんです。
開き直って丸いメガネにして・・・店を出たら・・・
どうせ作業用だから誰にもかけてるところは見られないはずと高をくくっていたのですが、
料理写真教室ではモニタを見ながらのレッスンですし・・・スタジオでも・・・
まあいいや・・・
できあがりには一週間かかるそうで・・・楽しみです。
これからは、ときどき呑気な父さんです(^_-)