昭和のかおり
台風とは思えない冷たい雨ですね。
雨の休日、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
あたたかくして風邪など召されぬようご自愛ください。
そろそろおでんで一杯なんていうのが恋しい季節になってきましたね。
おでんといえば、我が家の近くにはおでんの屋台がやってくるんです。
あのリヤカーで引っ張るタイプのもの。
鐘を振りながら・・・なつかしい音です。
いつか買ってみたいと思いながら果たせずにいます。
もし失望するような味だったら・・・そう考えると、ちょっと気が引けてしまう。
小学生のころ、こういう屋台のおでん屋を見つけて買おうと思ったら「坊主、うちのは高いからやめたほうがいいよ」と言われたことがある。どうやら競馬か何かのヤミ屋(ノミ屋だったっけ?)だったことが後になってわかった。
この屋台はおばあさんが買っているのでそんなことはなさそうです。
このあたりは住民の平均年令が高く夜の八時を過ぎると人通りがぱったりと途絶えてしまうし、コンビニもまばらにしかない。口の悪い母親などは「目黒区平壌通り」と呼んでいるくらい。だから、このような屋台が生き残っているのかもしれませんね。
そことなく昭和のかおりが漂う街に僕は住んでいます。
写真はノスタルジックな雰囲気を出すためにいじっています。
イメージとしては昔のネガカラーを使ってハーフサイズで撮ったスナップ。
僕が初めて使ったカメラはキヤノンデミでした。