フェティシズム
最近、facebookで十数年前に仕事をしたデザイナーの方から友だちリクエストをいただきました。
メッセージには、僕がトマトのへたを入れ替えている姿が印象に残っていたと。
たぶん、そのときには外科用のメスを使っていたように記憶しています。
その理由は・・・
メスじゃないと出来ないわけではなく、そういう道具を使っているのがかっこいい、あるいは、専門家っぽく見えるから(笑)
じっさい使いやすくて便利なんですけどね。
どうもフォトグラファーという人種は道具にこだわる人が多いみたいです。
この春には各カメラメーカーから新機種がいっせいにリリースされたので仲間内ではその話題でいっぱいです。
いい道具は使う人間の気持ちを高めてくれますからそれもアリなんですが、
いい道具を使ったからいい写真が撮れるわけではありません。
にもかかわらず道具に夢中になってしまうのは一種のフェティシズムなんでしょうね。
僕は、どちらかというとメスのように周辺の道具にこだわる方で・・・
こんなものが好きだったり
こんな物が好きだったりします(笑)
この写真、ある友人が小さなものの(まだ公開前なので)ポートレイトを撮りたいと言い出し、手持ちの機材の中に極小部分を照らすスポットライトがあることを思い出し、貸し出すために引っ張り出してきた照明用の機材を使って撮りました。
(1センテンスに出すが4つ orz)
なんとなく閃いて身近にある道具をフェチっぽく表現してみたかった。
子供がオモチャをいじるのと一緒ですね(苦笑)