キャップ考

先日の忘年会で普段使いにしているカメラのキャップをなくしてしまいました。

なので家の中をゴソゴソと探索。

これを見つけて付けてみました。

とても良い♪

このキャップ、作りが良くて外れにくい。

なぜかというと

金属製のC字型になったバネでしっかりと固定されるんですね。

このバネはネジとツマミ部分で取り付けられているのが写真でわかるでしょうか?

コストのかかった凝った作りです。

これ、かなり昔の製品です。

だんだんコスト削減でバネもプラスチック製になってしまいました。

コストがかからない樹脂製でも優れたキャップはあります。

ハッセルのキャップです。

レンズの外爪を利用しているんです。確実でしかも低コスト。

しかし、これも昔のもの。

どうして、こういう製品が姿を消してしまったのでしょう?

最近のキャップはほとんどワンタッチ式のものになってしまいました。

ハッセルも例外じゃありません。

9月にAPAの会報である「瞬」にインプレッションを書くため最新型のハッセルを借りました。

そのキャップがこれなんですね。

裏側のバネも樹脂製で固定が弱い。

もはやハッセルのレンズも日本製になってしまったからしょうがないのでしょうか?

どうしていろんなメーカーがワンタッチ式のものを選ぶのか理解に苦しみます。

たしかに大昔のカブセ式に比べれば脱落するリスクは減るのかもしれませんが

ちょっとした衝撃で外れてしまうことが多い。

さっきのニコンのキャップのようなものはもうありません。

ハッセルと言えばツァイスレンズですが最近はコシナがツァイスのレンズを作っています。

このレンズはお気に入りで仕事の80%くらいの使用率です。

ところが・・・

このキャップも・・・言い方は悪いけどお粗末としか・・・

バネが弱くすぐに外れてしまいます。

オマケに材質が硬すぎてネジ山への食いつきが悪い。だから取り付けるときもやりにくい。

外爪があるのですから以前のハッセルと同じ方式のものが出来ないんでしょうか?

外爪はフードを付けるためにあるのかもしれませんがハッセルも同様です。

そういえばCFレンズになってからは内側の爪で固定する方式に変わりました。

僕はフードを付けて持ち歩かないので別売でいいからあればうれしい。

そうそうリアキャップもいただけません。

マウント面が見えています。

デジタルになってからホコリに神経をより使うようになりました。

そのような環境下で「こりゃ〜ないよ」と思うのですが・・・

キヤノンの純正と比べて見てください。

どうしてこうなったんでしょう?

コシナ・ツァイスのレンズは描写が好みで、操作感も素晴らしいので気に入っているのですが、

このキャップだけが・・・

汎用のキャップを探してみてもいいものが見つからず・・

なんとかならないのかなぁ・・・





と・・・愚痴ですみません <(_ _)>